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- 2024.07.16
- CATEGORY栄養士のへや
食中毒対策していますか?~家庭でできる6つのポイント!~
こんにちは。食中毒対策についてのお話最終回は実際に家庭でできるポイントを具体的な方法と合わせてお伝えします😊
⭐ポイント1 食品の購入
・消費期限を確認する。
・肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買う。
・肉や魚などは汁が他の食品に付かないように分けてビニール袋に入れる。
・寄り道をしないで、すぐに帰る。
⭐ポイント2 家庭での保存
・冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保管する。
・肉や魚はビニール袋や容器に入れ、他の食品に汁などがかからないようにする。
・肉、魚、卵などを取り扱う時には、取り扱う前と後に必ず手指を洗う。
・冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つ。
・冷蔵庫や冷凍庫に詰め過ぎない。目安は7割程度。

⭐ポイント3 下準備
・調理の前に石鹸で丁寧に手を洗う。
・野菜などの食材を流水できれいに洗う(カット野菜もよく洗う)。
・生肉や魚などの汁が、果物やサラダなど生で食べる物や調理の済んだ物にかからないようにする。
・生肉や魚、卵を触ったら手を洗う。
・包丁やまな板は肉用、魚用、野菜用と別々に揃えて使い分けると安全。
・冷凍食品の解凍は冷蔵庫や電子レンジを利用し、自然解凍は避ける。
・冷凍食品は使う分だけ解凍し、冷凍や解凍を繰り返さない。
・使用後のふきんやタオルは熱湯で煮沸した後、しっかり乾燥させる。
・使用後の調理器具は洗った後、熱湯をかけて殺菌する(特に生肉や魚を切ったまな板や包丁)。台所用殺菌剤の使用も効果的。

⭐ポイント4 調理
・調理前に手を洗う。
・肉や魚は十分に加熱。中心部を75℃で1分間以上の加熱が目安。
・電子レンジを使う場合は、電子レンジ用の容器や蓋を使い、調理時間に気を付け、熱の伝わりにくい物は時々かき混ぜる。
⭐ポイント5 食事
・食べる前に石鹸で手を洗う。
・清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に盛り付ける。
・作った料理は、長時間室温に放置しない。
⭐ポイント6 残った食品
・残った食品を扱う前にも手を洗う。
・清潔な容器に保存する。
・温め直す時も十分に加熱。目安は75℃以上。
・時間が経ち過ぎた物は思い切って捨てる。
・ちょっとでもあやしいと思ったら食べずに捨てる。


以上が家庭でできる6つのポイントです。どれも簡単で今すぐ実行できますね!これらのポイントを意識して暑い季節にも安全においしく食事を楽しみましょう😉

参考:厚生労働省HP、消費者庁HP