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食中毒対策していますか?~ウイルス性食中毒予防の4原則~

今回はウイルス性食中毒の4原則についてお話します🧐

ウイルス性食中毒はほとんどがノロウイルスによるものです。ノロウイルスは冬場に多いですが、年間を通して発生しています。

ウイルスの場合は、食品中では増えないので、前回お話した細菌性食中毒予防の3原則の「増やさない」は当てはまりません。ウイルスは、ごくわずかな汚染によって食中毒を起こしてしまいます。

⭐ ウイルス性食中毒予防の4原則 ⭐

①ウイルスを調理場内に「持ち込まない」

調理する人の健康状態に注意!

嘔吐や下痢の症状がある場合は、調理は行わないようにしましょう。

②食べ物や調理器具にウイルスを「ひろげない」

定期的な消毒・清掃、汚物の適切な処理!

調理する場所、トイレ等は定期的に清掃・消毒しましょう。嘔吐物等の汚物は適切に処理しましょう。

③食べ物にウイルスを「つけない」

徹底した手洗い、調理器具の洗浄・消毒!

調理を始める前、生肉や魚・卵等を取り扱う前後、食事の前、トイレ後、おむつ交換後、動物に触れた後は必ず手を洗いましょう。調理器具は使用の都度、きれいに洗い、熱湯または塩素で消毒しましょう。

④付着してしまったウイルスを加熱して「やっつける」

ノロウイルスは85~90℃で90秒以上加熱すると死滅します。汚染されている可能性のある二枚貝等の食品は、中心部までしっかり加熱しましょう。

「つけない・増やさない・持ち込まない・ひろげない・やっつける」

食中毒対策には、この5つが重要となります。冬場だけでなく、常に意識しましょう!

次回は家庭でできる食中毒対策のポイントについてお話しますね😊

参考:厚生労働省HP、群馬県HP