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- 2023.06.23
- CATEGORY栄養士のへや
水分補給のポイントとは?
こんにちは。おない内科クリニックの管理栄養士です😊
ホームページのリニューアルに伴って、栄養士のへやが新設されました。ここでは食事について様々な情報をお伝えしていきたいと考えています。
さて、梅雨の晴れ間に猛暑日となった伊勢崎市。今年の夏も暑い日が続きそうですね🌞そこで今回は熱中症対策の1つ「水分補給のポイント」をお話します。
①こまめに水分補給する
水分を一度に大量に飲んでも尿として排泄されてしまうため、体内に蓄えられません。つまり、こまめに水分補給をすることが大切です。1時間ごとにコップ1杯の水を飲むなど、水を飲むタイミングを習慣づけると続けやすいでしょう。
②のどが渇く前に水分補給
軽い脱水状態の時にはのどの渇きを感じません。そこで、のどが渇く前、あるいは暑い場所に行く前から水分を補給しておくことが大切です。
③アルコール飲料での水分補給は×
どのような種類の酒であっても、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうため、水分補給にはなりません。
④1日あたり1.2Lの水分補給
水分の必要量は1日で約2.5Lです。そのうち体内でつくられるのは0.3L。3食しっかり食事を摂取できていれば1L近くの水分を食事から摂取できます。残りの1.2Lは飲料から摂取しましょう。
⑤起床時・入浴前後に水分補給
入浴時や睡眠時も発汗しているため水分が失われやすいです。そのため起床時や入浴前後は水分を補給しましょう。
⑥大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
運動をして大量に汗をかいた時には、水だけでなくスポーツ飲料等の塩分濃度0.1~0.2%程度の水分摂取が勧められます。ただし、これらの飲料には糖分を多量に含むものもあるので、飲み過ぎによる糖分の過剰摂取には気をつけましょう。
参考:環境省「熱中症環境保健マニュアル」
これらのポイントを意識して、暑い夏を乗り切りましょう!!🌻

