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果物に含まれる糖質について

朝晩がだいぶ過ごしやすく感じられるようになりました。皆さんいかがお過ごしですか?今回は果物についてのお話です😊

果物に含まれる糖分は、果糖(フルクトース)ブドウ糖(グルコース)ショ糖(スクロース)などです。これらの糖の割合は果物によって異なります。

◎果物に含まれる主な糖質(100gあたり)

果物に含まれる主な糖質(100gあたり)
果物に含まれる主な糖質(100gあたり)

※文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より作成

ブドウ糖ショ糖は果糖に比べて血糖値が上がりやすいことが分かっています。

果糖は、適量であれば血糖値への影響は少なくて済みますが、大量にとりすぎると肝臓でブドウ糖に変換されるので、血糖値や中性脂肪が高くなるほか、体重の増加につながる恐れがあります。

果物の摂取目安量ですが、糖尿病食事療法のための食品交換表では「1日80kcal」としています。大きさでは自分の握りこぶし1個分✊くらいです。

※腎臓の機能が低下している方は、高カリウム血症を招く恐れがあるため、主治医や管理栄養士に相談してください。

果物は糖分を多く含む食品ですが、カリウムやビタミン、食物繊維など体の機能を整える栄養素も含んでいます。果物の特徴や1日摂取目安量などを知って上手に食べましょう😋

「月刊糖尿病ライフ さかえ2023年9月号」より一部抜粋